コレクション
江戸時代に広まった怪談・草双紙に登場し、庶民に親しまれた妖怪たち

あおにょうぼう
荒廃した宮廷屋敷に棲む鬼女。平安時代の女房の霊が変化し、お歯黒を塗った蒼白な顔で現れる。

あしあらいやしき
江戸本所七不思議のひとつ。夜中に天井から巨大な足が降りてきて「洗え」と要求する屋敷の怪異。

ちょうちんおばけ
古い提灯が変化した妖怪。口が大きく裂け一つ目が現れる姿で、怪談話や百物語の場に欠かせない存在。

ほねおんな
骸骨の姿をした女の幽霊。生前の執念が骨となって現れ、愛した男性のもとへ夜ごと通うとされる怪談の定番。

ひゃくめ
全身に無数の目が並ぶ妖怪。暗がりで光るその目が人を監視し、隠し事を見透かすとされます。

みつめこぞう
額に三番目の目を持つ子供の妖怪。江戸・関東地方に伝わり、三つ目で見つめられると不吉が訪れるとされる。

ぬらりひょん
妖怪の総大将とも呼ばれる謎めいた老翁。人の家に勝手に上がり込み、主人顔で振る舞うとされます。

おいてけぼり
江戸本所の堀で釣りをすると「置いてけ〜」という声が聞こえ、魚を置いて逃げないと帰れなくなる怪異。

てんじょうなめ
古い家屋の天井を長い舌で舐め回る妖怪。人を傷つけることはなく、不気味な存在感が特徴です。

とうふこぞう
笠をかぶり豆腐を差し出す子供の妖怪。江戸時代に爆発的に流行し、害のなさが愛された珍しい妖怪です。

わにゅうどう
炎に包まれた車輪の中心に恐ろしい人面を持つ妖怪。魂を奪い地獄へ連れ去るとされる恐怖の存在です。